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会長あいさつ
「ゆうわ」の力で、眼前の試練を、未来(あした)を拓く「機会(チャンス)」に創りあげよう!
2011年3月11日、私たちは「東日本大震災」という未曾有の災害に見舞われました。イオングループにおいて、17名の方がお亡くなりになられました。皆さまの在りし日のご活躍とご家族の悲しみを想うとき、残念で・・・残念でなりません。謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈り申し上げます。また、ご家族を亡くされた皆さまに心からお悔み申し上げますとともに、被災をされた皆さまに心からお見舞い申し上げます。
震災発生後の極限状態の中で、強い使命感と勇敢さにより、被災地の仲間は地域のお客さまの生命(いのち)を守り通しました。そして、ライフラインとしての役割を果たすために、懸命で献身的な働きをされました。そして今も、お客さまに日常の暮らしを取り戻していただくための尽力は続いています。私たちは、そのことを誇らしく思い、心から感謝を申し上げ、敬意を表します。また、被災した仲間の支援に、たくさんの仲間が想いを寄せ、助け合い、支え合いました。本当に有難うございます。
「東日本大震災」は、私たちに2つのことを深く認識させました。1つは、震災以前から顕在していた経済成長至上で来た日本社会の問題です。2つ目は、私たち流通産業が地域の人々の命を守る「ライフライン」として、人間らしい暮らしを支えている重要な産業であることです。そして、その現実は日々職場で働く従業員が、人間としての生き方を根本に、経営理念を共有して、「働く」ことよって創られているという、紛れも無い真実です。
大きな時代転換の認識の下「社会の問題を解決する」と新労連ビジョンに掲げたことと、運動論の仮説としたことは、今まさに前述のような論点で時宜を得、責任の重みを増し、確信を深めさせました。よって、「働きがいを・・・」という労連の理念実現の運動は、社会の問題解決にむけ、震災の復旧・復興に貢献し、運動論の仮説の実践として、一体不可分に取り組まれなければならないと、決意を新たにしています。
そして、いままさにイオンは中期三ヵ年の経営計画の実現途上にあります。経営構造改革は加速こそすれ、止むことはありません。私たちの働き方と処遇のあり様も、大きな転換を迫られることは必然で、問題課題は逼迫しています。この働き方と処遇の問題にも、時代転換の認識を踏まえた理念が必要となるでしょう。
これらのことを踏まえ第28期を展望すると、私たちは来るべき時代に相応しい理念を元に、所在する問題を綜合化して課題化しなければなりません。そして、第2次新労連以降の成果を踏まえて、より将来に機能する体制を試行し、展望し、果敢にその課題解決に取り組まなければなりません。
震災復興、事業構造改革、是非とも、私たちに立ち向かう眼前の試練を、「ゆうわ」の力で未来(あした)を拓く機会(チャンス)すべく、ともに挑戦しましょう!
